水素水の学術論文

美容についての学術論文

第26回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、セキひふ科クリニックの関院長により「皮膚に対する電
解水素水の効果」として、水素水のヒト臨床による保湿・美白の効果が発表されました。

  • 保湿効果
  • 美白効果
  • シワの
    改善・抑制
  • 美肌効果

水道水で洗顔するだけでシワが増える?

シワができる原因は、肌に弾力性を与えてるコラーゲンが減少してしまうため。
その原因は加齢だけではなく、紫外線や水道水による洗顔もシワを作ってしまう大きな一因。
紫外線は皮膚を貫通し、真皮まで到達すると、白血球が異物として感知し、その異物を除去するため活性酸素を発生させます。
そこで発生した活性酸素は、皮膚細胞にダメージを与えたり、皮膚細胞を酸化させてしまい、コラーゲンの硬直を促すとともに、コラーゲンの産生が抑制されてしまうためシワの原因になります。
また、水道水に含まれているカルキも、次亜塩素酸という強力な活性酸素を発生させてしまうため、実は毎日の洗顔はシワを作っている行為に等しいことになります。

シミ・毛穴の黒ずみが出来るメカニズム

紫外線や水道水による洗顔、化粧品が原因で皮膚細胞付近で発生してしまう活性酸素は、メラニン色素を生成するために必要となるチロシナーゼという酵素を活性化させ、メラサイトを刺激し、大量のメラニン色素の生成につながります。
それが、シミの原因です。さらには、活性酸素から皮膚細胞を守るため、メラニン色素を黒色メラニン(コウメラニン)へと変化させてしまうため、肌がくすみます。
また、活性酸素は皮膚の奥深くだけではなく、皮膚の表面でも悪さをします。
皮膚の表面で発生した活性酸素は皮脂と結合し、肌に有害な過酸化脂質となり、毛穴の黒ずみ、ニキビの炎症、角質肥厚などを引き起こすとともに、肌が生まれ変わる周期(ターン・オーバー)の乱れといった肌トラブルや老化の引き金となります。

保湿効果(しっとり感・弾力感・毛穴・シワ・キメの改善)

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層からなり、真皮が皮膚の本体といえます。真皮は繊維上のタンパク質(コラーゲン)が網の目のように張り巡らされた構造になっており、この繊維(コラーゲン)のすき間に水分を保持して、肌のハリやみずみずしさを保っています。
真皮で活性酸素が増えると、コラーゲンの産生が抑制されたり、ターン・オーバーの乱れを招き、古いコラーゲンは網の目状の繊維が硬く縮み、水分の保持ができなくなってしまいます。 そのため、肌に潤いがなくなり、弾力も失せ、シワも増えていきます。
そこで、水素水パックにより、真皮まで浸透した水素分子が活性酸素を除去することで、コラーゲンの産生が適正に行われるようになるため、水分の保持力が増します。
その結果、肌に潤いや弾力が増し、しっとりした美肌が蘇ります。

水素水美白効果(シミ・そばかす・くすみ・くまの改善)

皮膚のシミやくすみは、活性酸素と脂質の結合による過酸化脂質と活性酸素によるメラニン色素の増加が原因となります。
活性酸素による過酸化脂質の生成は、連鎖的に行われるため、どこかでその連鎖を停止しなければ、断続的に過酸化脂質の生成が行われ、シミやくすみを招きます。
そこで、水素パックにより、水素分子のもつ強力な抗酸化力によって、その連鎖を停止させることができ、皮膚のシミやくすみを沈静化させます。
一方、メラニン色素の増加は、活性酸素がメラニン色素を生成するために必要となるチロシナーゼという酵素を活性化させてしまうことで起きる現象であるため、その根源である活性酸素を水素分子で除去することで、メラニン色素の生成を抑制することができます。

学術雑誌名:

J.of Photochem. and Photobiol.B:Biology, In press

著者:

広島県立大学 三羽教授、加藤教授など

臨床試験の概要:

水素水(水素濃度1.13ppm)を用いてヒトの皮膚繊維芽細胞及びケラチン生成細胞のUV照射による傷害に対する予防効果を水素を含まない通常水と比較検討した。
その結果、水素水は繊維芽細胞の3~5日培養において1型コラーゲンの産生を1.85~2.03倍増加し、生成したコラーゲンは核の周りに優先的に分布した。さらに、水素水処理によりケラチン生成細胞の細胞死や核の収縮や断裂によって生じるDNA傷害が有意に抑制された。また、両細胞培養系において水素水は細胞内で活性酸素のスーパーオキシドアニオンの産生を有意に抑制した。
これらの結果から水素水が紫外線照射による皮膚傷害を活性酸素種の消去作用並びに1型コラーゲン産生促進作用によって抑制する事が明らかになり、水素水が日常のスキンケアとしても利用しうる可能性が示唆された。

エネルギー代謝促進効果、脂肪燃焼促進効果

参考文献:

水素分子(H2)は、肝臓FGF21を誘発して、エネルギー代謝を促進することによって、肥満と糖尿病を改善する。
Obesity (Silver Spring). 2011 Jul;19(7):1396-403. doi: 10.1038/oby.2011.6. Epub 2011 Feb
3.

日本医科大学の太田教授による解説:

上記の論文で紹介するのは、食欲が抑えられなくて、肥満になってしまうマウスを使った結果です。
食欲が抑えられなくて肥満になってしまうので、人間に近い肥満糖尿病マウスです。このマウスに水素水を飲ませると、同じだけ食べ過ぎているにもかかわらず、体脂肪が増えすぎません。
その他、脂肪肝もならず、血糖値も高くならず、血液の中性脂肪も高くなりません。同じだけ食べても太らない理由を調べると、エネルギー代謝が上昇していました。つまり、同じ運動しているにもかかわらず、酸素の吸収量と二酸化炭素の排出量が多くなっていました。さらに、その原因を調べると、水素水を飲むと肝臓から放出されるホルモンFGF21が増えることがわかりました。
FGF21は、脂肪燃焼をはじめとするエネルギー代謝を活発にするホルモンです。
つまり、水素を摂取すると肝臓ホルモンFGF21が放出され、脂肪燃焼効果が上昇するので、体脂肪が増えず、脂肪肝にもならず、中性脂肪も増えすぎず、血糖値もあがらなかったのです。
予備的研究ですが、水素はもちろん(マウスと同じように)、人間にも効果があります。